子供の歯磨きはいつから始める?
こんにちは。はるにれ歯科クリニック院長の奥です。
だんだんと暖かい日が増え、日の光も明るさを増し外出するのが楽しくなってきました。
コロナの影響で多少制限はありますが、家にずっと居るよりも外出するのは心身の健康のために大事だとされています。
しかし私は自分の子が小さな頃は簡単な用事を済ますのにも、外出するのが大変だった記憶があります。
はるにれ歯科クリニックには完全個室のファミリールームがあるのでまだ小さなお子様を連れられて来られるママさん達にも安心して通院して頂けます。(ご自身の治療中はスタッフがお子様を預かり、安全に配慮してみております。)
そんななか、「歯磨きはいつから始めたら良いのか?」というご質問をよくいただきます。
以前は「歯が生えてきたら」とお伝えしてきましたが、乳幼児向けの歯磨き指導講習会を受け、さらに自身の実体験からももっと早いほうが良いと思うようになりました。
「嫌だ」というはっきりした自我が芽生える前のほうが歯磨き嫌いを回避できるためで、「生後4ヶ月から歯磨きをする事に慣れさせてください」とお伝えしています。
個人差はありますが、4ヶ月ではまだ歯ははえていない子がほとんどです。しかしその頃から「食事の後に歯を磨く」という流れを自然に受け入れてもらうため、授乳やミルクの後の機嫌の良い時に行うと良いと思います。
まずは次の5つポイントを参考にしてみてください。
①最初はまだ歯がはえていないので、柔らかい布でお口の中を優しく拭ってあげてください。明るく楽しい雰囲気で行うことで「歯磨き=楽しいこと」といった刷り込みができたら成功です!
②歯磨きの際には優しく明るい声で「キレイになって気持ちいいね!」と声かけをしてあげてください。
③慣れてきたら赤ちゃん用の歯ブラシを少し当てるなどして、歯ブラシの感覚も慣れさせていきましょう。
④機嫌が悪いときは無理せずに、24時間以内のどこかでやれば良いといった気楽な気持ちで行ってもらうと良いと思います。
⑤それでも嫌がることが続く場合、歯磨きの際に痛みを与えていないか?仰向きで磨く際、仰向きでツバが溜まって息苦しくさせていないか?など、苦痛を与えていないかもチェックしてみて下さい。
ご自身のケアはもちろん、お子様やご家族の歯のケアもお気軽にご相談ください。