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フッ素の上手な取り込み方

こんにちは。 はるにれ歯科クリニック衛生士の辰巳です。 2月21日の投稿では、 『歯を強くする』 『むし歯の原因菌が酸を出すのを抑える』 『初期のむし歯を治してくれる』 フッ素の効用に関してお伝えいたしました。

そして、今回は『フッ素の利用方法』についてです。フッ素の利用方法は主に3つあります。

①フッ素入りの歯磨き粉の使用

歯みがきのたびに使用すると磨いている間の効果に加え、歯みがき後、口の中の歯や粘膜に残ったフッ素が少しずつ唾液に混ざり効果を発揮し続けます。

むし歯予防の効果を高めるには、長い時間フッ素が口の中にとどまっていることが大切です。

〇うがい回数

理想は1〜2回です。うがいし過ぎてしまうとフッ素が流れてしまうため気をつけましょう。

〇歯磨き粉の使用量

大人の場合2cm程度 お子さまの場合は1cm未満 が目安です。 たくさんつければ良いというわけではないため 年齢に応じて量も調節しましょう。

②フッ素洗口

ぶくぶくうがいが出来るお子様から使用可能です。 寝る前の歯みがき後に使用するのをおすすめしています。 フッ素洗口は継続して使用することにより効果が高まります。

③歯医者でのフッ素塗布

上記の2つよりも濃度が高いフッ素を直接歯に塗る方法です。定期的にフッ素塗布を行うことにより歯の質を丈夫にしてくれます。

こちらは歯医者でないと行えません。 歯が生え始めたお子様から利用でき、当院では、お子さまに定期的にフッ素塗布をすることをおすすめしています。もちろん大人の方でも、むし歯になりやすい傾向の方には、フッ素塗布をおすすめしています。

また、フッ素塗布に加え毎日の歯磨き粉の使用、そしてフッ素洗口を取り入れることにより虫歯予防効果が高まります。

フッ素を上手に取り込んで むし歯に負けない強い歯にしていきましょう!

フッ素入り歯磨き粉は当院でも販売しておりますのでぜひチェックしてくださいね。

気になることがあればいつでもスタッフにお尋ねください。