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コラム

噛む力を鍛えて豊かな人生を

こんにちは。はるにれ歯科クリニック、管理栄養士 受付の江崎です。

皆さん、憶えていますか?「卑弥呼の歯がいーぜ」

以前、噛むことの重要性を「卑弥呼の歯がいーぜ」という標語をもとにご紹介させていただきました。

2/14up「噛むことの8大効用~よく噛んで健康な体を~」

そこで今回は、どうすれば噛む力を鍛え強くすることができるのか?のポイントをお話したいと思います。

料理や食事の際の少しの工夫で行えるため、ぜひ取り入れてみてください。

◆調理法を工夫する

煮込み料理や炒め物などの加熱時間を調節して、食材の噛みごたえを残しましょう。

◆食材の切り方を工夫する

やや大きめに切るのがコツです。しっかり噛むことのできる大きさに切りましょう。

◆噛みごたえのある食材を取り入れる

・玄米、雑穀米、麦ご飯

・全粒粉パン、フランスパン、ベーグル

・塊肉、厚切り肉、赤身のステーキ

・いか、たこ、貝

・ごぼう、れんこん、きのこ、切り干し大根、海藻

・こんにゃく

・りんご、かき        など

噛む回数が自然と増える食材を献立に取り入れましょう。

◆飲み物で流し込まない

水やお茶で食べ物を流し込む食べ方は噛む力が養われません。水やお茶は食後に摂取するようにしましょう。

◆正しい噛み方を意識する

食べ物を前歯で噛みちぎり、奥歯ですり潰すというのが本来の良い噛み方です。

また、片側だけで噛む癖があると歯に負担がかかるため、左右両方で噛むようにしましょう。

◆良い姿勢で食事をする

姿勢が極度に前かがみになると下顎が前方にずれてしまい、奥歯を動かしにくくなるので食べ物をすり潰すことが難しくなります。背筋を伸ばし、足の裏が床に着く高さの椅子に深く座りましょう。

自分の歯で豊かな人生を送るために、毎日の食生活のなかで噛む力を養いましょう。

しっかり噛めない、噛み合わせが気になるなど、噛むことに不安や心配事のある方もぜひ一度ご相談ください。