海外渡航前に治療を!
こんにちは、はるにれ歯科クリニックのマネジャー 奥です。
海外から日本への入国規制緩和が本格的にスタートするという状況(6月からは入国者数の上限が1万人→2万人に引き上げ)になってきました。
マスク生活はもう少し続きそうですが・・・、少しずつ出口に近づいてきています。
そして、ようやく海外旅行にいける・・・!!
と、準備をされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
日本から海外に出国する際も、まだ、それぞれの国の方針で入国制限措置がかかっています。各国でかなりバラつきがまだあるようなので、海外旅行等を考えられている方は確認が必要ですね。
さて、今回はそんな海外旅行者と歯の治療に関してのお話です。
もし、渡航先で我慢できないほど「歯」が痛くなったら?
すでに、何度も海外旅行・出張等を経験されていらっしゃる方には周知の事実かもしれませんが、「初めて」という方にはぜひ知っておいていただきたい情報です。
海外で歯の治療を受けることになったら?
万が一、治療を受けることが必要になった場合、下記のようなことが問題となる可能性があります。
歯の治療方針や治療内容について、現地の言葉で話されるので理解できない、そもそも症状を伝えられない
日本の場合、歯科医院はコンビニの数より多いと言われ、至る所に歯医者があるが、渡航先によっては日本と同じ状況とは限らず、また、どこにいけば良いか判断も難しい
治療費は実費請求(払えそうになければ、治療してもらえない)。帰国後に加入している公的医療保険から海外療養費を支給してもらうこともできるが、日本の保険適用内の治療に限定され、自費診療の場合で行われた場合、やはり自己負担となる
海外旅行保険で保障されるのか?
何かしら保険に入られて渡航される方がほとんどかと思います。病院で治療してもらった場合には補償されますが、実は、「歯科の場合は補償の対象外」ということが多いのです。
これを知らないままに、「保険」に入っているから自分は大丈夫・・と思われていて、急な症状で現地の歯科治療を受けてしまうと、大変なことになってしまうケースがあり・・・
楽しかったはずの旅行が、一気に「苦い思い出」と化してしまいます。
必ず保険内容は確認をしておいたほうが良いかと思います。
また、こんな心配をしなくても良いよう、少しでもお口の中に不安のある方は、海外渡航をされる前に受診をお勧めいたします。
その他ご不安、ご不明点はお気軽にご連絡ください。