コラム
梅雨を乗り切る
こんにちは。はるにれ歯科クリニック、管理栄養士 受付の江崎です。
今年は、異例の早さでの梅雨入りとなりました。コロナ禍に重なり、何となく気分も晴れないと感じている方も多いと思います。
一方で、自宅でお料理をされる方も増え、美味しいモノを作って食べることはストレス発散にもなりますね。
そんな中、梅雨時期は湿度や気温が上昇するため、細菌が増殖し食中毒が起こりやすい環境にあります。食中毒というと飲食店や学校でと思われがちですが、実際は家庭での発生も多いのが現状です。そこで、今回は「食中毒予防の三原則」を押さえておきたいと思います。
菌を・・・
①付けない
調理前、調理中、食事前の手洗いを徹底しましょう。
生食する食材と生肉などはまな板や包丁を分けるか、生食のメニューを先に作り、器具の洗浄と消毒を徹底しましょう。
②増やさない
食べ残しはすぐに低温で保存!ですが、冷蔵庫の過信も禁物ですので早めに食べ切りましょう。
③やっつける
ほとんどの食中毒菌は加熱すると死滅します。目安は75度で1分以上です。中心部までよく加熱しましょう。
テイクアウトやデリバリー販売が増えた中、速やかに食べる、常温で放置しないなどの点に注意しましょう。
体調の面では、梅雨時期の気圧変化により頭痛や倦怠感、むくみ、めまいなどの不調を感じる方が多くなります。
歯も同じように気圧の変化を受け、痛い、疼くなどの症状が出やすくなります。最近そういえば歯に違和感がある、という方はみえませんか?多くはむし歯による痛みや何か問題のある歯の様です。
雨の時期に外に出るのは億劫かもしれませんが、少しでも不調のある方はお早めにご相談ください。
それぞれに合った気分転換やストレス発散をしながら、梅雨とコロナ禍を乗り切っていけるといいですね。