コラム
お口の冷え性?!
こんにちは。はるにれ歯科クリニック、管理栄養士 受付の江崎です。
日に日に寒さが厳しくなり、少しずつ冬の気配が深まってきました。冷え性に悩まされている方も多いのではないでしょうか。
体が冷えると血行不良になり、隅々まで酵素や栄養が十分に行き届かなくなります。また、老廃物が体内に溜まったり酵素の働きが阻害されるため、風邪などから身を守る免疫力が低下してしまいます。
では、“冷え”が原因でお口の中の免疫力が低下するとどんな影響があるのでしょう?
歯ぐきの毛細血管まで酵素や栄養が行き渡らないため、歯周病にかかりやすくなったり、原因不明の歯の痛みなどにつながることがあります。
そこで今回は、体を温め血流をよくするための工夫をお伝えしたいと思います。
●体の外側から改善する方法
- ゆっくりお風呂につかる
- 手足をお湯に10分程浸す
- 湯たんぽを活用する
- 足元を冷やさないようにひざ掛けを使用する
- 歯ぐきを指でマッサージする
体の内側から温める食事法
- 朝食をしっかり食べて体温を上げる
- 冷えたものを控え、常温か温かいものを意識する
- 生のものより加熱したものをとるようにする
- 体を温める食材を意識して取り入れる
一般的に寒い環境で育つ食材、地中で育つ野菜、発酵食品は体を温めてくれるので参考にしてみてください。
☆かぼちゃ、にんじん、ごぼう、かぶ、
れんこん、玉ねぎ、ねぎ、しょうが、
もも、プルーン、きんかん、
納豆、キムチ、チーズ、
紅茶、ココア、ウーロン茶 など
全身の免疫力向上とともに、お口の中の健康維持のため、体を冷やさない生活を心がけましょう。
少しでもお口に不調のある方はお早めにご相談ください。