小児歯科
「生え変わるから、多少のむし歯は大丈夫!」と思っていませんか?
乳歯は生後6カ月頃から生え始め、永久歯は6歳~12、3歳頃までには生え変わります。そのため、乳児・幼児の時期に1本や2本のむし歯があったとしても、大丈夫!!
・・・と、誤解されている方もいらっしゃいます。しかし、放置すると永久歯もむし歯になりやすく、さらに子供の成長を阻害する要因となるため注意が必要です。
子供の歯(乳歯)には大事な役割がある
永久歯と同じように、第1の役割は「食べものを噛む」ことです。しかし、乳歯にはそれ以外に「脳の発達」「正しい発音」「あごの発育」「永久歯の誘導」という大きく4つの役割があるのです。
0歳から始めるお口のケアで大事なお子さまの歯を守る
01 フッ素塗布
フッ素はむし歯に強い歯質をつくる性質を持っており、乳歯や柔らかい生えたての歯は酸に弱いため、お子さまのむし歯予防に有効な処置です。
定期的に高濃度のフッ素を直接歯に塗るフッ素塗布をおこなうことで、「虫歯に強い歯」にしていきます。
02 シーラント
シーラントは虫歯が出来やすい奥歯の溝に、フッ素を配合した樹脂を埋め、溝を浅くすることでむし歯を予防する処置です。
注射をしたり、歯を削ることがないため、痛みはありませんが、生活していく中で樹脂が剥がれることもありますので、定期的に検診をしてメンテナンスしていく必要があります。
03 歯みがき指導
歯みがきを好きになるように丁寧に指導いたします。
小さなお子さまの場合は、ご家庭でも歯みがきを行っていただけるよう、ママ・パパと一緒に歯磨き・ブラッシング指導を受け、むし歯を防ぐために効果的なブラッシング法を楽しみながら、丁寧に指導していきます。